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年末年始の高速バス利用者数、前シーズン比14%増。客単価も上昇 ~運休した北陸新幹線の代替手段としても活用~

月間約500万ユーザーが利用する日本最大級の高速バス比較サイト「バス比較なび」では、今年度の年末年始の予約動向を集計し、高速バスの利用状況と傾向について振り返りました。

 

今シーズンの年末年始(2023年12月29日~2024年1月3日)において、「バス比較なび」サイト上で比較検討したうえで、各社が運行する高速バスを予約した利用者(以下、利用者)の数は、前シーズン比14%増となりました。今シーズンは1月4日~5日の平日二日間を休むと三連休を迎えるため、正月三が日を過ぎた4日~7日の利用者数では前シーズン比11.2%増となり、Uターンの動きが分散されました。

 

また、新幹線「のぞみ」の全席指定化の影響も受けてか、利用者が高速バスの座席を確保するために、予約の早期化の動きが見られました。
年末年始便の利用者数について、実際に予約がなされた月ごとの数字で見ると、前シーズン比で10月19.5%、11月37.6%、12月5.8%増加しており、2~3か月前の時点で予約を完了した利用者が特に増加していたことが分かります。

 

こうした高速バス利用の需要拡大・予約タイミングの早期化などの影響からか、年末年始便における全国高速バスの平均単価は、前シーズンに対し4.5%上昇しました。

 

また、1月1日の能登半島地震において運休となった北陸新幹線の代替手段としても、高速バスが利用されていた状況が伺えます。
東京-石川間の1月1日~3日の便の利用者数は、前年比145.5%(下り 東京→石川)・138.6%(上り 石川→東京)となりました。そのうち1月1日~3日の期間に行われた予約だけでみると、前年同期間比209.4%(下り)、292.9%(上り)に急上昇しました。

 

2024年の展望

2024年の三連休は十一度と例年よりも多く、旅行者の増加が予想されます。加えて、新幹線「のぞみ」の全席指定化の取組はGWでも引き続き実施されることが発表されており、より一層の予約の早期化が見込まれます。

 

当社は今後も引き続き、高速バスを中心とした交通手段の情報比較を通じ、皆様のより良い旅行・移動のサポートに努めてまいります。

 

【本件に対する問い合わせ先】

株式会社LCL
担当者名:藤田
TEL:03-5534-9525 FAX:03-5534-9526
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