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【高速バスDay!】神奈川県・松田町の桜まつり会場へ


行き先:神奈川県・松田町の桜まつり会場へ
目的:桜まつり
日時:2019/2/8(金)
旅人:T氏、ディレクター


◆往路バス情報
バス会社:京浜急行バス
シートタイプ:4列
乗車バス停→降車バス停:横浜駅東口バスターミナル18番のりば→東名松田
乗車時刻(乗車時間):08:35→09:58(1:23)
料金:1,230円
乗客数(おおよその乗車率):42席中11人(3割弱)
立ち寄ったSA名と停車時間:無し
同じルートを電車で利用した場合の所要時間と料金比較:1:35 / 678円 ※乗り換え1回
その他バス特徴:トイレ付、無料wi-fi
予約方法」京浜急行バス 予約サイト
支払方法:クレジットカード

◆復路バス情報
バス会社:JRバス東海
シートタイプ:4列
乗車バス停→降車バス停:東名松田→霞が関
乗車時刻(乗車時間):14:37→15:45(1:08)
料金:1,250円
乗客数(おおよその乗車率):38席中14人(4割弱)
立ち寄ったSA名と停車時間:無し
同じルートを電車で利用した場合の所要時間と料金比較:1:49 / 915円 ※乗り換え1回
その他バス特徴:トイレ付、USBコンセント
予約方法:高速バスネット
支払方法:クレジットカード

【体験記】

今回は「高速バスDay」の制度を利用して、神奈川県・松田町の「まつだ桜まつり」をバスとりっぷでご紹介すべく、見頃前に会場である「西平畑公園(松田山)」を訪れました。

「やっぱり写真を撮るなら午前中だよね!(そして早めに帰ってこよう…)」ってことで、なるべく朝早い高速バスを探したのですが、茨城住みなもので、東京駅6:20発のバス便には、始発電車に乗っても間に合わない…。
ということで次に早いバス便を探すと、乗車地が羽田空港or横浜駅。
どちらも茨城住みには遠いのですが、学生時代に住んでいた横浜駅を選択しました。

■高速バスの出発地は、横浜駅東口バスターミナル

学生時代はバイクに乗っていて、遠くに行く時も「高速バス」という選択肢が浮かんだことが無かったのが正直なところ。なので今回乗車する横浜駅東口バスターミナルには、ほぼ1度も訪れたことが無かったように思います。

ですが改めて訪れてみると、横浜駅東口からも随分とたくさんのバスが発着していたんですね。

横浜駅東口バスターミナルには、A~Cレーンのバスのりばがあり、ほとんどは路線バスのりば。高速バスのりばは、すべてCレーンですが、路線バスとのりばが混在しています。
今回の乗車は18番のりば。京浜急行バスさんの運行です。

バスは8:35、定刻発車。
羽田空港で既に5人ほど乗車しており、横浜駅からは40~50代のビジネスマンか女性旅行者グループが全部で6名ほど乗車しました。

乗車すると乗務員さんから以下のご案内。
・乗車券は降車時に乗務員に渡す
・トイレあり
・降車ブザーが無い場合は、バス停を通過

降車ブザーは天井に路線バス同様のボタンが備え付けてあり、読書灯や空調は観光バスのものと同様でした。

バスは進行方向に向かって左側10列+トイレ、右側11列のスタンダードな4列シート車両。シート幅44cm、リクライニング角度もあまり大きくはありませんが、清潔感の感じられるシートでした。

しかし発車して10分。首都高速神奈川3号狩場線に乗って、割りとすぐに渋滞…。

特に花之木出入口から横浜横須賀道路に乗り、横浜新道と交わる新保土ヶ谷インターあたりが混んでいました。
日本道路交通情報センターのサイトで確認したところ、特に事故や交通規制の情報は無し。平常時から渋滞しがちのようでした。
渋滞区間を過ぎ、横浜町田インターから東名高速道路に乗ったのは、9:27頃。徐々に丹沢の山々が近づいてきます。

次の停留所「東名秦野」の到着予定時間は9:36でしたが、実際の到着(乗降車がいなかったので通過)は、9:50。渋滞の遅れは15分ほどのようです。

■「まつだ桜まつり」を訪れた理由

「東名大井」のバス停を経て、「東名松田」に着いたのは9:58。

高速道路上のバス停は、簡易的なところが多いですね。

高速道路の敷地を出ると遠くに相模湾と伊豆大島が見えました。市街地が見下ろせるということで、割と高い場所に降り立っています。

そして「高速松田」のバス停から、まつだ桜まつりの会場である「西平畑公園(松田山)」の入口までは、わずか400mほど!すぐ着きます。(詳しい道案内はバスとりっぷ記事参照)

「まつだ桜まつり」には以前は松田町の市街地から訪れていたので、ここまで上ってくるのが大変だなと思っていたのです(市街地から会場まではシャトルバスが運行しますが、混んでて有料)。

しかしLCLに入って高速バスを調べてみたら、なんと会場近くに高速バス停があったので、これはご紹介しなければと思っていました!(そのあたりのメリット検証もバスとりっぷ記事参照を)

松田山に植えられているのは河津桜。桜と言えば一般的なソメイヨシノより1ヶ月半くらい早く開花します。それでも訪れたときは3分咲き程度。

菜の花はキレイに咲いていました。

見頃には以下の景色が楽しめます。(画像は過去に撮影したもの)

花々だけではなく大きな富士山や、(画像は過去に撮影したもの)

相模湾越しに伊豆大島も見られます。(望遠レンズ使用)

お察しのとおり、だんだん太陽が隠れてきました。記事に必要な画像を取り終えたら、今度は松田町の市街に下りてみます。(下り方もバスとりっぷ記事参照)

■恐れていた事態が…

「まつだ桜まつり」会場~松田町市街の行き方確認も終え、そろそろお昼ご飯。

松田町近くの二宮町出身・秦野市在住・小田原市勤務の大学時代の同級生に、事前におすすめのお店をリサーチしておきました!

いざお店の場所を調べようとスマホを見ると、ずっとGoogleMAPやら調べごとをしていたせいか、正午を前にして既に充電は7%に…。

これは店の場所を調べ終わったら、もうスマホは緊急時以外、使えないなー

と、思いながら、お店の住所をコピペしてGoogleMAPを開いたら、

スマホの画面が即ブラックアウト!

・・・

ガッデム!!!

なぜそれまでお店の地図を見ていなかったのかと自分を呪います。

お店の名前も教えてもらったLINE見ればいいやー
と、思っていたので、うろ覚え…

とりあえずお店のありそうな範囲を歩いていれば見つからないかなー、、

と、思いつつ歩くもそんな奇跡も起こらず…

そこに現れた救世主は…

「観光案内」「お気軽にお入りください」! その言葉、求めていました!

お店に入ると、お土産と共に翌日から始まる「まつだ桜まつり」のパンフレットが!

中をめくると松田町のグルメ情報も載っており、「チェルト ホノボーノ」の名前を思い出しました!

しかも地図付き!
これで十分、店にたどり着けます!
ついでにお土産もこちらで購入しました。

「チェルト ホノボーノ」は、駅から近くこの地図を頼りにすぐ見つけることはできましたが、この外観だと地図が無かったら素通りしていたかも。。

イタリアンのお店ということでランチメニューはこんな感じ。

今回はビスマルクのPizzaランチ(1,400円)を注文。
めったに食べない1,000円超えランチでしたが、5種類盛り付けられた1プレートの前菜も付いていて、記事にも書きましたが、食べる価値が十分にありました!

お店の雰囲気、店員さんの対応など、近くに住んでいたら是非通いたい素敵なお店でした!

そのほかの松田町のおすすめ飲食店情報も、バスとりっぷ記事にて、ご確認ください。

それからも「まつだ桜まつり」のパンフレット地図を頼りに市街をぶらぶらと。

そうこうしているうちに間もなく帰りのバス便の時間が近づいてきました。

■付いてて良かった!

帰りのバス便はこちら。

静岡駅前を出発地として、東名高速道路上の停留所がすべて停車地設定されている東名ハイウェイバスの東名号に乗車します。

東名号は、JRバス関東・JR東海バス・JRバステックで共同運行されていますが、今回私が乗車したのは、JR東海バスの運行便です。

「東名松田」のバス停に入線してきたのは、14:37。5分ほど遅れての到着です。

バスには既に14名が乗車しており、東名松田から乗車したのは私だけでした。

座席は4列シートで、進行方向に向かって左側9列+トイレ、右側10列ということで往路よりも1列少なく、シート間隔も10cmほど広がっていました。ただしシート幅は往路より1cm狭い43cm。

座席背面中央に緑色のランプが灯っていますが、こちらがUSB充電!

充電ケーブルは持ってきていたので、助かりました!
おかげさまで高速フル充電です!
やっぱり高速バスの充電設備は大変ありがたいものですね!

バスは順次、東名高速道路上のバス停を通過していき、東名江田のバス停で、1人降りたのみで、乗られる方もいらっしゃいませんでした。

バスが首都高速3号渋谷線に入ると、そこからバス右手の景色は名立たるビルラッシュ。

セルリアンタワー(渋谷)、

昨年開業した渋谷ストリーム(まだ行ったこと無い)、

六本木ヒルズ、

そして首都高速を下りる間際には、内閣法制局・消費者庁・復興庁などが入った合同庁舎4号館。まるで、はとバス・ビルめぐりツアーのようです。

そしてバスはほどなく、15:45、霞が関バス停に到着。定刻より2分遅れまで回復していました。

■まとめ
都内からだと小田急線・新松田駅から「まつだ桜まつり」会場へ向かうことができ、
電車のほうが金額も安く、運行本数も多く、駅までのアクセスは良いのですが、駅からのアクセスがちょっと面倒。そんな中「東名松田」のバス停は、会場から徒歩5分で、あまり登らずに済む便利さから「まつだ桜まつり」会場に行くために存在するバス停かのように感じました。ぜひ都心から早咲きの桜を求めて「まつだ桜まつり」に行かれる際には、高速バスを使ってみてほしいなと思います。

また、やはり旅の途中でも調べたり、写真を撮ったり、スマホを使う機会は多いので、高速バスに充電設備が付いていると大変ありがたいものだなと身にしみました。ぜひ高速バスを選ぶ際には、充電設備の有無も参考にしていただきたいなと思います。充電設備の有無は、高速バスの値段にはまず関係ありません!

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